女性に厳しい社会

学生の時には分からなかったことが、社会に出たことにより分かることもあります。学生の時には色々なものに甘えていたというように思うかもしれません。社会に出ることにより、自分の甘さを痛感したという人もいるでしょう。
そういったことを経験しながら、ほとんどの人は成長していきます。最初から簡単に社会に適応するということは難しいことです。それが出来た人はたまたま運が良かったという話にはなりません。少なからず、学生のうちからアルバイトなどをしていたため、社会に対して早く馴染めたといった因果関係があるはずです。

女性は男性と同じように働こうと思っても、最初から男尊女卑のような感覚を覚えることもあるでしょう。今の日本には、女性がキャリアアップできるような体制がしっかりできていません。でもそのように感じることにより、それが自分を動かす力になることもあります。いつか見返してやるというような思いが原動力となって仕事に励むことが出来る人もいるでしょう。社会にでると、「女性だから」といってあからさまに下にみてきたりする人はまだいます。でもそれに負けずに、自分は自分らしくペースを大切にしながら日々励んでいけば、必ず自分の力になります。

以前なら女性であることにより、早く結婚をして辞めたいという思いを持つ人が多かったですが、今は時代と共に考え方が変わってきているようです。結婚後も仕事を続けて社会との繋がりを持ちたいと考える女性は急増しています。いずれは「専業主婦」という言葉をほとんど聞かなくなるかもしれませんね。